WBOアジアパシフィックミニマム級王者、小林豪己が迎える2度目の防衛戦! 関西で開催される「第5回WHO'S NEXT」の見どころを一挙に紹介!
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WBOアジアパシフィックミニマム級王者、小林豪己が迎える2度目の防衛戦! 関西で開催される「第5回WHO'S NEXT」の見どころを一挙に紹介!

2023.07.28 16:00

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8月5日の『WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT vol.5』は、後楽園ホールを飛び出し、神戸市立中央体育館からライブ配信。関西のジムに所属する選手たちの熱いパフォーマンスに注目!メインイベントに登場する小林豪己は、打たせない防御技術とKOする攻撃力で、これまで全勝!近い将来、世界タイトル獲得の期待がかかる。まずは通過点である、アジアパシフィックタイトル防衛戦を見届けたい!

配信開始前、または配信終了しています。



メインイベント:WBO-APミニマム級タイトルマッチ/12R 小林豪己(真正)vs ジェイク・アンパロ(比)

小林豪己(真正)

ボクシング主要4団体すべてで、世界10位以内にランキングされている、WBOアジアパシフィックミニマム級チャンピオン。これが2度目の防衛戦。最軽量のミニマム級とは思えないハードパンチ、卓越した防御技術、そして冷静な判断力を持ち合わせた、若き“エル・フィニート”。特に、レバーを抉りこむボディから、顔面に返す左のダブルは一級品。もちろん右ストレートも上下自在に打ち分ける。これだけの上手さと強さを兼ね備えながら、まだキャリア6戦のホープ中のホープ。さらなる進化から目が離せない!

戦績:6戦6勝(4KO) オーソドックス 24歳

ジェイク・アンパロ(比)

WBOアジアパシフィックミニマム級6位、フィリピンからの挑戦者。2022年は、なんと6試合闘い、今年も3試合目のボクサーファイター。インファイトでもアウトボクシングでも、対戦相手の上手さを殺すようなファイトスタイルは、実戦で培ったテクニックか。KO率は高くないが、油断を許さない曲者。

戦績:18戦13勝(3KO)4敗1分 オーソドックス 25歳

セミファイナル:日本ライトフライ級王座決定戦/10R 芝力人(真正)vs 大内淳雅(姫路木下)


芝力人(真正)

昨年12月、冨田大樹と争った日本ライトフライ級王座決定戦はドロー。今回が2度目の王座決定戦。これまで敗れた相手は、元WBC世界ライトフライ級王者の矢吹正道と世界タイトル挑戦経験者の岩田翔吉の2人だけという逸材。ハンドスピードを活かしたコンビネーションが武器。まずは、きっちりと日本タイトルを獲得し、群雄割拠のライトフライ級で存在感を示したいところ。

戦績:9戦6勝(3KO)2敗1分 オーソドックス 27歳

大内淳雅(姫路木下)

2003年17歳でプロデビュー。2016年、プロ生活の集大成として、当時は日本チャンピオン&東洋太平洋チャンピオンだった寺地拳四朗に挑戦するも判定負け。その後に網膜剥離を発症し、経過が思わしくなく引退。しかし、日本チャンピオンになる希望を捨てることができず、2019年現役復帰。今回、5度目の挑戦で、初の日本タイトル獲得を目指す。世界第一線での活躍を目指すホープには、日本チャンピオンは通過点に過ぎないのかもしれないが、大内にとっては、ボクシング人生のゴール!これまで4度弾かれ、5度立ち上がった不屈の闘志にリスペクトしかない!

戦績:37戦22勝(8KO)12敗3分 オーソドックス 37歳

セミセミ:WBA・WBO女子世界アトム級王座統一戦/10R モンセラット・アラルコン(メキシコ)vs 黒木優子(真正)

モンセラット・アラルコン(メキシコ)

WBA世界女子アトム級チャンピオン。これまで3度の防衛に成功。17勝のうちKO勝利はないが、上下に打ち分ける豊富な手数とポジションチェンジで“的”を絞らせない。下がりながらでも連打が止まらず、ガードの間からパンチを打ち込む。ダメージングブローではないが、クリーンヒットを連発しポイントを引き寄せる試合巧者。

戦績:23戦17勝4敗2分 オーソドックス 29歳

黒木優子(真正)

元WBC女子世界ミニフライ級チャンピオンで5度防衛し、現在はWBO世界女子アトム級チャンピオンとして1度の防衛に成功している、2階級制覇チャンピオン。サウスポースタイルから放つ、キレのある左ストレート、左アッパーは破壊力充分。特にタイトルを奪取した鈴木菜々江との2連戦では、強打のテクニシャンぶりを披露し、鈴木の突進を封じ込めた。

高度なテクニック合戦が想定されるWBA・WBO王座統一戦、“ボクシング界のゆうこりん”のKO勝利に期待!

戦績:30戦21勝(9KO)7敗2分 サウスポー 32歳


第3試合:6R/スーパーバンタム級 与那覇勇気(真正)vs カルーン・ジャルピアンラード(タイ)

与那覇勇気(真正)

今年4月、那須川天心のボクシングデビュー戦の相手に抜擢されるも、ダウンを奪われての判定負け。一度は引退も考えた与那覇勇気の再起戦。敗れはしたものの、あの一戦で知名度やファン、経験など、得たものが大きかったことは事実。注目度が上がったところで、いい勝ち方をしてアピールしたい。

戦績:18戦12勝(8KO)5敗1分 オーソドックス 32歳


カルーン・ジャルピアンラード(タイ)

ペッチバンボーン・ゴーキャットジムの名前で活動していたタイのベテラン。2016年9月、WBOスーパーフライ級王者だった井上尚弥に挑戦して10回TKOで敗れた。ここ数年は、勝ち星から見放されているが、63戦のキャリアは侮れない。

戦績:63戦50勝(24KO)13敗 オーソドックス 37歳



第2試合:8R/スーパーフライ級 ナテー・トンサリンキー(タイ)vs 東泰誠(TOUGH)


ナテー・トンサリンキー(タイ)

長身のうえにアップライトに構えるボクサータイプ。腰が高い分、パンチの破壊力は低い。左リードジャブはよく出るが、サウスポー相手にジャブの突き合いで主導権を握れるかがポイント。

戦績:7戦4勝(4KO)3敗 オーソドックス 20歳


東泰誠(TOUGH)

2010年にプロデビュー、途中でおよそ4年半のブランクをつくるも、2022年11月にリングに帰ってきた。復帰後2試合は1勝1敗。接近戦ではなく、中間距離からダイレクトの左ストレートでダメージを与えたい。

戦績:21戦9勝(5KO)11敗1分 サウスポー 31歳

第1試合:6R/フライ級 東健史(ARITOMI)vs 松江琉翔(JM加古川拳)

東健史(ARITOMI)

現・日本ミニマム級チャンピオンである高田勇仁と対戦経験がある、ベテラン右ボクサーファイター。豊富な手数と不屈の闘志でリングに立つ。先制攻撃でペースを掴みたい。

戦績:19戦6勝(1KO)13敗 オーソドックス 32歳


松江琉翔(JM加古川拳)

高校2年でプロテストに合格。若干17歳で西日本新人王ライトフライ級4回戦に出場しプロ初勝利。18歳となった2022年12月には、ライトフライ級で全日本新人王を獲得した。ジャブ、ワンツーがシャープな正統派ボクサーファイター。

戦績:5戦5勝(1KO) オーソドックス 18歳


注目の『WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE BOXING vol.5』はこちらから。

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