日本ドラマ

水川あさみ、同世代の玉山鉄二と櫻井翔は「心から尊敬できる」『笑うマトリョーシカ』制作発表

水川あさみ、同世代の玉山鉄二と櫻井翔は「心から尊敬できる」『笑うマトリョーシカ』制作発表

2024.06.26 18:00

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浜瀬将樹
ライター

6月28日（金）22時から放送されるTBS金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』の記者会見が6月26日（水）に行われ、主演の水川あさみさん、共演の玉山鉄二さん、櫻井翔さん、そして原作者の早見和真さんが出席しました。

早見さんの同名小説をドラマ化した本作。新聞記者の道上香苗（水川さん）が、人気政治家・清家一郎（櫻井さん）と有能な秘書である鈴木俊哉（玉山さん）の奇妙な関係を暴くべく、黒い闇を追うヒューマン政治サスペンスです。

同世代だというキャスト3人。撮影について水川さんは「とっても楽しいですよ。ほぼ同じ時代を生きてきた心から尊敬できる2人と、この年齢になってひとつの作品を作れる喜びがあります。そのなかでふざけたり、どうでもいい話をしたりしていますね」と笑顔で振り返ります。

そんな水川さんについて「（道上役は）どうしても説明が多い台詞なので、覚えづらかったり言いづらかったりするんですけど、直前までスタッフの皆さんと話していて、急にパッと（役に）入る。見事だなと思っています」と櫻井さん。玉山さんも、常に周囲を気にする水川さんについて「とても誇らしくて、ついていきがいがある方です」とコメントました。

ここで、玉山さんが櫻井さんと会話をすることに対して「優越感に浸っています」と告白。撮影の帰り道に「今まで櫻井さんって呼んでいたけど、今日は2回くらい翔さんって言えた！」と思うことがある、とかわいらしい本音を明かすと、櫻井さんは「そんなこと思っていたの!?」と驚きました。

こうして撮影の裏側で盛り上がるなか、“役名の偶然”に関して櫻井さんが明かします。「今年の頭に出ていた作品で三郎という役（新空港占拠／日本テレビ系）をやっていて。数カ月経って、三郎から（今回の役である）一郎になりました」と回顧。さらに嵐のMVでは二郎役をやった、と明かすと、玉山さんが「四郎（役）をお待ちしています」と差し込み、笑いを起こしました。

“偶然”はこんなところにも。早見さんの原作について櫻井さんが「万華鏡じゃないですけど、角度を変えながら、いろんな輝きを感じられる作品です」と述べた際、早見さんが『笑う万華鏡』もタイトル案であった、と明かす一幕が。櫻井さんの秀逸な例えがタイトル案と合致していたことで、会場は驚きに包まれました。

最後に水川さんは本作の見どころについて「ドラマは道上の目線で描かれていますが、清家の裏側には何があるのか。鈴木の今と過去とそれを取り巻く人物、2人の関係性。やはり、そこがすごく重要で一番面白いポイントなんですよね。道上の目線は見てくださる方の目線でもあるので、最後の真相に一緒にたどり着けたらいいなと思います」とアピールしていました。