本格コメディから大人の恋愛まで!キム・ソンホ出演ドラマおすすめ5選
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本格コメディから大人の恋愛まで!キム・ソンホ出演ドラマおすすめ5選

2024.07.23 12:00

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  • 『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中!?』
  • 『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中!?~』
  • 『ウラチャチャ!?~男女6人恋のバトル~』
  • 『ウラチャチャ!?~男女6人恋のバトル~』
  • 『ウラチャチャ!?~男女6人恋のバトル~』

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甘いマスクで韓国ドラマファンたちを魅了する俳優キム・ソンホ。舞台俳優としてキャリアを積んできた彼は、2017年頃から映像作品にも出演し始め、瞬く間に世界中に注目される俳優となった。

2024年に入ってからは主演映画『貴公子』が公開され、日本でもプロモーションやファンミーティングを行うなど忙しく活動している。人気だけでなく、俳優としての実力も確かなもので、同作で第60回百想芸術大賞映画部門の新人演技賞にノミネートされた。

また、日本と韓国だけでなく、ファンミーティングのためにアジア中を飛び回って、ファンたちにありのままの姿を見せているキム・ソンホ。今後は福士蒼汰が出演することでも話題のドラマ『この恋、通訳できますか?(原題)』や、『貴公子』の監督パク・フンジョンと再タッグを組むドラマ『暴君(原題)』など、絶えず出演作が続く予定だ。

そんなキム・ソンホが出演する、本格コメディから、大人の色気を感じる恋愛ものまで、おすすめドラマを5つ紹介する。

①『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中!?~』

2017年MBC演技大賞で新人賞&優秀演技賞を受賞した『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中!?~』では、『賢い医師生活』のチョ・ジョンソク、『九尾の狐とキケンな同居』のヘリと共演。

『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中!?』
©2017-2018MBC

キム・ソンホが演じるのは詐欺師のスチャン。ある日スチャンは、刑事ドンタク(チョ・ジョンソク)に逮捕されるが、輸送中に事故に巻き込まれ、意識不明になってしまう。一方、魂だけは元気に歩き回ることができ、ドンタクに憑依することが可能に。そしてスチャンは、先輩刑事を殺害した犯人を追い続けるドンタクとタッグを組み、時には透明人間として、時にはドンタクとして事件を追っていき、やがて警察全体を揺るがす事態を巻き起こす。

『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中!?~』
©2017-2018MBC

最初は刑事と詐欺師という関係性だったが、過去に出会っていたことや、2人の人生を大きく動かした事件が関連していることがわかると、まるで兄弟のように息の合ったテンポで敵を追い詰めていく。その様子も本作の魅力。

そのほか捜査で出会う記者ジアン(ヘリ)との三角関係や、スチャンが憑依したドンタクを演じるチョ・ジョンソクの表現力など、見どころたっぷりな作品だ。

②『君のせいで何もできない!』

2018年に放送された『君のせいで何もできない!』はキム・ソンホの初主演作。12分×10話という観やすさだが、恋愛模様はしっかり描かれているため、韓ドラ初心者にもうってつけと言えるだろう。

キム・ソンホが演じるのは、画家のレワン。8年来の親友でフランス語通訳士のウンソン(イ・ユヨン)と一夜を共にしてしまったことをきっかけに“男女の友情”が気まずいものになってしまう。少し距離をおいて2カ月経った後、家が水浸しになったウンソンは、久しぶりにレワンの家に泊まることに。この大きなハプニングには大して動揺していないレワンだが、実はウンソンと距離をおいたことでスランプに陥っていた……。

キム・ソンホが演じるキャラクターには、町の人から可愛がられるような人懐っこさがあるが、本作も例外ではない。しかしその中に、クールさと不器用さもあり、初々しさとともに新たな魅力を感じることができる。

またレワンの住む家は、韓国らしい伝統的な家屋で、キッチンや中庭がとても魅力的。夜にはひんやりとする風が吹く中、ビールを飲む2人。朝は植物に水をやったり、縁側でのんびりしたり。2人のキャラクターもふんわりとしているため、ドキドキしたり、喧嘩したり、緩急はあるもののゆったりと見ることができる作品だ。

③『ウラチャチャ!?~男女6人恋のバトル~』

『ウラチャチャ!?~男女6人恋のバトル~』
©Jcontentree corp. all rights reserved

無名の俳優でゲストハウスを営むジュンギ(イ・イギョン)と、彼の親友ギボン(シン・ヒョンス)、ウシク、そしてジュンギの大学同期のジョンウン(アン・ソヒ)、男子3人の初恋相手スヨン(ムン・ガヨン)、ウシクの姉ユリ(キム・イェウォン)の6人がひとつ屋根の下で生活していく様子を映したコメディ。いわゆるシチュエーションコメディのような展開で、ラブコメディの中でもかなり“コメディ”に重きを置いた作品だ。

『ウラチャチャ!?~男女6人恋のバトル~』
©Jcontentree corp. all rights reserved

キム・ソンホ演じるウシクは売れないミュージシャンで、男子3人の中ではしっかり者。まだ初恋相手のスヨンに対して恋心があることに気が付き、姉・ユリの助けもあって、どうにか想いを伝えようとする。

『ウラチャチャ!?~男女6人恋のバトル~』
©Jcontentree corp. all rights reserved

スヨンのためなら、自分の体調が悪くても、お金がなくても何とかしてあげたいと思ってしまう優しい心の持ち主。ちょっぴり怒りっぽいところもあるけれど、6人の軸となりゲストハウス「ワイキキ」を支えていく。

またウシク以外の5人も、人生の転機を迎えようとしており、笑いの中に大人の成長ストーリーが描かれているのもこの作品の魅力だ。『ウラチャチャ My Love』の続編だが、本作からの視聴でも十分楽しむことができる。

④『スタートアップ:夢の扉』

スタートアップ企業を立ち上げようと切磋琢磨する若者たちを描いた『スタートアップ:夢の扉』。本作でキム・ソンホを知ったという方も多いのでは……?

父の想いを継いで起業することを目指すヒロインのダルミ(ペ・スジ)が、エンジニアのドサン(ナム・ジュヒョク)と出会い、スタートアップ企業を支援する韓国のシリコンバレー「サンドボックス」に入って会社を立ち上げていく物語だ。

本作でキム・ソンホが演じるのは「サンドボックス」で指導するベンチャーキャピタルのシニアマネージャー・ジピョン。生き別れた姉で裕福なインジェ(カン・ハンナ)との差に苦しむダルミを優しく見守るジピョンは、ダルミの祖母に救われた過去があり、ダルミとは運命的な縁で繋がっていた。

一方で、ダルミとドサンの絆が強固なものになっていく様子に心を痛めるなど、ダルミへの想いが上手く通じないもどかしさも。(ドサン派かジピョン派かと議論になることもあるが、筆者はジピョンを応援してしまっていた……。)今までの人懐っこいイメージを覆す、クールな役どころを演じ切り、キム・ソンホの新境地となった作品と言える。

⑤『海街チャチャチャ』

今やキム・ソンホの代表作とも言えるのが『海街チャチャチャ』だ。「コンジン」という田舎の海街を舞台に、ハイスペックな何でも屋さんとして町の人たちに信頼されているホン班長を演じた。

ヒロインとなるのは、歯科医院を開業しようとやってきたヘジン(シン・ミナ)。海辺でも不動産屋でも遭遇し、どこか気に食わないホン班長に助けてもらいながら、都会っ子のヘジンが海街「コンジン」の一員になっていくという、ヒーリングにもなる優しい物語だ。

誰にでも好かれるキャラクターが似合うキム・ソンホだが、本作では田舎町に戻ってきた理由となる心の奥底の闇も表現。明るく振る舞い、コンジンの役に立とうとしているホン班長は“何でもできるすごい人”ではなく、人間味のある役柄だ。

ヘジンとは犬猿の仲だったが、次第にお互いが大切な存在だと気付いていく過程は胸キュン必至。黒髪のイメージだったがキム・ソンホが自然な茶髪になり、サーフィンをしたり、漁をしたりするいろんな姿を見ることができる。


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