10年来の親友がタッグ『錦糸町パラダイス~渋谷から一本~』賀来賢人×柄本時生×落合モトキインタビュー
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10年来の親友がタッグ『錦糸町パラダイス~渋谷から一本~』賀来賢人×柄本時生×落合モトキインタビュー

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10年来の友人の賀来賢人さん、柄本時生さん、落合モトキさん、岡田将生さんの4人がメインキャストを務める連続ドラマ『錦糸町パラダイス~渋谷から一本~』が、テレビ東京ドラマ24枠で7月12日(金)から放送開始されます。4人はコロナ禍の2020年に「劇団年一」(げきだんねんいち)も結成しており、今回は柄本さんが初めてプロデュースも兼任。過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人(賀来、柄本、落合)と、過去の「過ち」を暴くルポライターの蒼(岡田)が、東京・墨田区錦糸町を舞台に、様々な人との出来事を通じて自らの過去と向き合う群像劇です。豪華ゲストも交えた総勢50人以上の人生模様を描く本作で、掃除屋「整理整頓」の社員役を演じた3人、社長・大助役の賀来さん、その幼馴染み・裕ちゃん役の柄本さん、2人の後輩・一平役の落合さんが、ドラマの魅力や撮影現場の様子を語ってくれました。

それぞれの役柄は柄本時生から見たイメージを反映している⁉

──まずは、今回のドラマのきっかけを教えてください。

柄本:コロナ禍に4人で「劇団年一」をやろうよと話し、リモート芝居を配信してみて、せっかくこういうものを作れたのなら、これを何かにできないかなと、よく考えていたことからですね。

──具体的には、柄本さんが1年前に、テレビ東京の太田勇さん(プロデューサー・監督・脚本)に、「どっちが良いとか悪いとか決めつけられない群像劇ドラマをやりたい」と相談されたことが始まりだったようですね。

柄本:最初のモチベーションは、大好きなロバート・アルトマン監督の映画『ナッシュビル』みたいなドラマを作ったらどうなるだろうという衝動でした。そこから、実際に掃除をしていた時に「掃除屋で物語できんじゃん!」と思い浮かんだり。群像劇を作るなら、やっぱりそれぞれの人物の事情がたくさん見えるものがいいし、それなら良いとか悪いとかってないんじゃないかと考えたんです。

──それぞれの役柄は当て書きだと思いますが、どのように決めていったのでしょうか?

柄本:今井隆文さん(プロデューサー・脚本・出演)ともすごく話し合いました。ただ、この配役は絶対にこの人だというのは速攻で決まったので、自分の中では明確に狙いがあるし、できあがって気づいたこともあるけれど、その詳細を2人の前で言うのは恥ずかしい(笑)。

僕の心の内のものでもあるので、見る方にも納得してもらえたり、理解してもらえたらうれしいですね。今井さんも、個々人で飲んだりもしていて、それぞれの人柄も知ってくれてはいたので、それを踏まえて脚本を書いてくださったと思います。

錦糸町パラダイス_0529取材会オフィシャル写真006 高解像度

──それぞれご自身に近い役、または、あえて違う役をふられていると思っているのでしょうか?

柄本:どう思った?

落合:初日にカメラ前に立った時、一応自分の中の引き出しにいろいろと忍ばせてはいったんですけど、結構手前にあるものをすぐ使えたかなという感覚がありました。やっぱり出会って20年近く経っていて、そこで積み上げてきたものがあるから、今回はその空気感でいいのかなと。自分と遠い役ではないなと思いました。

柄本:僕はもしかしたら、自分に近いようで遠いような感覚はありますね。なるべく台詞は、本当に普段通りの会話ができるように心掛けている中でも、置かれている環境は違うので、自分で考えたはいいけど、自分とはちょっと違う人間だなと思って演じていますね。

賀来:時生から見た僕はこうなんだろうなみたいな感じですね。めちゃめちゃバスケ小僧みたいな衣装を着させられているし(笑)。モッくん(落合)も時生から見たモッくんなんだろうなみたいなことは、すごく感じた脚本でした。

柄本:そうだと思う(笑)。

賀来:マーくん(岡田将生)含めた4人の関係性、特にこの掃除屋を演じる3人の関係性の中でも、どこか気持ち悪い部分が、今回の僕の大きな役どころかなと。話数を重ねるたびに、ちょっとずつ歪みができたり、ちょっと気持ち悪くなったりしていく。それはよくある人間関係ともいえるし、大きな事件が起きるかどうかに関わらず、ちょっとずつ歪んでいく様みたいなものは、丁寧に演じていきたいなと思っています。

落合:設定的には一緒のバスケのクラブチームに入っていて、年齢差も実際と同じで、僕は2人の1個下。自分の意見も持っているだろうけど、大助さん(賀来)と裕ちゃん(柄本)の言うことを尊重していて、全力でついていきますよってところは、自分にも近いところがある。だから役を作り込むよりも、自分の直感を大事にして、上手いこと2人の間にずっといたいなといった感じの振る舞いで演じていますね。

柄本:3人とも幼馴染みの役で、一緒に掃除屋をやる理由に2人との関係値がある。その関係値が、「誰が悪いわけでもない」ということとも、ちょうど直結する。その関係値がしっかり見えればいいなとは思いながら演じさせていただいています。

賀来:結局、時生から見た僕と、世間の皆さまから見た僕って違うと思うので、そこも含めて楽しんでいただけたらうれしいですね。

落合:カッくん(賀来)、時生ちゃんって、ドラマの中で呼んでいるわけじゃないし、演じる自分たちも、視聴者の皆さんも、役としてのフィルターがかかると思うから、その上で作品として見て、楽しんでいただけるのかなと思っています。

錦糸町パラダイス_0529取材会オフィシャル写真008 高解像度

初プロデュースの柄本時生は緊張もしてるけどめちゃめちゃ楽しそう

──柄本さんは初プロデュースのやりがいや意義をどのように感じていますか?

柄本:感動とやりがいはすごく感じています。ずっと出演者としての仕事をしてきましたが、初めて制作側として内側から見ると、初めて知ることや知らない単語ばかりで。キャスティング、脚本、音楽などそれぞれに様々な打ち合わせがあるし、例えば衣小合わせ1つとっても、役者は自分の衣装や小道具を着終わったらすぐに帰るんですけど、衣小打ち合わせの前に、衣小イメージ打ち合わせがあるなんて知らなかった。「イメージ打ち合わせって何?」と、参加していても真っ白になり、ひと言も喋らない時間もあったりして、とにかく全部に関わっていくことが大変でした。

でも、全員の衣小合わせを見ていると、衣装や小道具ができあがっていく過程やそのクリエイティブを初めてちゃんと知ることができた。制作側を知ったことで、いろんなことに興味を持てたし、それは自分の中ですごく必要なことだったなと。

──初めて制作側に参加した柄本さんを、賀来さんと落合さんはどう見ていますか?

賀来:めちゃめちゃ楽しそうですよ(笑)。1秒でも長くいたい感じで、現場にいるのがすごく楽しそう。僕が他のキャストの方と真剣なシーンを演じている時も、見えないところでずっと盗聴していたりするので、すごく邪魔だったりもしますが(笑)。

柄本:めっちゃ楽しいんですよ!

賀来:でも緊張もしてるよね(笑)。

柄本:めっちゃ緊張してる!モッくんも緊張してるよね?

落合:時生ちゃんほどは緊張してないかもね。

柄本:カッちゃんがすごくて、自然と現場にいて、自然にセリフを言うんですよ。もう感動しちゃって。

賀来:違うよ(笑)。今回のチーフ監督が廣木隆一さんで、時生とモッくんは『4TEEN』というドラマで14歳頃から組んでいるし、マーくんも廣木さんと『雷桜』『伊藤くんA to E』などで組んできている。僕だけ廣木さんが初めてだから、たぶんヘラヘラできないだけ(笑)。

3人:(爆笑)

落合:時生ちゃんから「こういう企画を出してみようと思うんだけど」と連絡をいただいたところから始まり、衣装合わせや脚本の読み合わせなどでも会ったりした上で、実際の撮影が始まった日は、この3人が一緒でした。その撮影前にヘアメイクをしていただいている時、カッくんが時生ちゃんに「本当に良かったよ」「ここまで準備しても、撮影中止になる現場もあるから、おめでとう」みたいなことを言っていて、僕も「ああ良かったな時生!」って思いましたね。

賀来:撮影するまでが大変と言うからね。

柄本:マジでそう、本当に良かった!

賀来:ごめん、放送されるまではまだわかんないけどね(笑)。

落合:お客様にお届けするまではね(笑)。

柄本:えっ⁉これから急に降りる可能性あるの?俺、怖いよ!

3人:(爆笑)

錦糸町パラダイス_0529取材会オフィシャル写真004 高解像度

俳優とプロデューサーの立ち位置は延長線上にあるかもしれない

──賀来さんも『忍びの家 House of Ninjas』では、原案などで制作に参加されていますが、今回柄本さんにアドバイスをされたのでしょうか?

賀来:全然ないです。たまに時生から「大変だね」「カッちゃんよくやったね」といった、謎の電話はかかって来ましたけど(笑)。今回ほど良い座組みのチームで、未発表の方も含めてすばらしいキャストも揃って、今こうやって撮影できていることは、本当にすごいことだなと思っています。

柄本:でも、カッちゃんが『忍びの家』をやったことは、僕にとってデカかった。僕らより少し上の世代だと、山田孝之さんなどが制作に参加され始めていましたが、カッちゃんほど身近な人間で、すごい作品をやりきった人がいることは、「やってみよう」「やっていいんだ」って勇気を与えてもらった感じがありました。

賀来:そんなつもりはなかったけど(笑)、例えば最初に自分の名前のクレジットが出る時に「柄本時生プロデュース」と出たら、もうそれは“柄本時生の感性の作品”だということなので、めちゃめちゃ恥ずかしいんだろうなあと(笑)。

柄本:めっちゃわかってるんだ(笑)。

賀来:もう言い逃れできないというか。この作品に自分のやりたいことや感性をぶち込んだ責任を負うし、そこを貫き通さなきゃいけない。でもそれだけに世間の皆さまに思いが伝わった時は、感動も大きいし、俳優部だけの役割で参加する作品とは違った感覚になると思う。大きく全体を見られるというか、子どものようにもなるかなと。

柄本:本当に大切な子どもみたいになる。大きな部分で考えるようにもなるし、いろんなスタッフの方々の意思があって、僕ひとりの作品ではないことを念頭に置きつつも、絶対に逃したくない部分は譲らなかったり、世界観が壊れないようにということを必死で考えていたし、近くにずっといる感じなんだよね。

賀来:やっぱり俳優ってすごく受け身。だからその分、脳みそは多少変えなきゃいけないけど、表現という意味では変わらないし、すごく話し合いながらやる点も、俳優とプロデューサーの仕事や立ち位置は、延長線上にあるんじゃないかなと僕は思っています。監督はまた別かもしれないですけどね。

柄本:俳優がやりたい企画を認めていただけるような環境になってきたのはすごく良いことだなとは思っていて、たぶん、これからもっといろんなクリイティブなものがどんどんできあがってくるんじゃないかと、僕自身もすごく楽しみにしています。環境の変化はすごく感じますね。

落合:僕も2人を見ていて羨ましいな、楽しそうだなとは思いますけど、大変そうだなとも思う。誰かパートナーとなる方がいて、一緒にこういうもの作りたいねと自然に生まれていったら面白いとは思うけど、自分から積極的に何かやりたいとか発信したいという欲があまりないので、今回のような船に乗せてもらえるのがうれしいタイプかなと思います。

錦糸町パラダイス_0529取材会オフィシャル写真005 高解像度

毎日の撮影がただただ楽しい。こんな時間は他にない

──岡田将生さんも含め、親交の深い4人でやるからこその強みとはなんでしょう。

柄本:強みまではまだわからないのですが、まずこの3人を僕は俳優として、とんでもなくリスペクトしていますし、親友だとも思っています。20代前半に飲み屋で「なんかやれたらいいよねぇ!」「面白いことやろうぜ!」なんて夢のように語っていたことが実現できるところまできた。僕にとってはそれがとにかくうれしいことだし、今回の脚本について意見を求めるような会話も何回かしましたが、その時に「やっぱり俺らも大人になったんだな」と感じた。

「大人」になるというのは、今回のテーマのひとつでもある。「これがやりたかった!」という肌感覚になれたのが一番よかったし、それを廣木隆一監督に撮っていただけた。そこから何かが見えれば、それが強みになってくれるのかなと思っています。

賀来:このメンバーでやる意味を考えると、やっぱり僕たちの関係性を出さないともったいないなと。撮影初日に廣木さんが「自由にやってみて」と言ってくれたので、本当に自由にやってみたんです。そうしたら本当に楽しかった(笑)。19歳くらいから知っているみんなとの会話を、普段のままの関係性で、お芝居に昇華させて画面に出せることや世の中に出せることの幸せというか……。

錦糸町パラダイス_0529取材会オフィシャル写真003 高解像度

柄本:贅沢だよね。

賀来:その芝居を廣木さんは監督としてOKを出してくれた。作り込んでできる関係性じゃないからこそ、たぶん本当に楽しそうに映っていると思うし、すごく良いところを廣木さんが切り撮ってくれているはず。こういう関係性が画面に出ているドラマってあまりないと思うから、面白いのではないかと思っています。

落合:10代から知っていて、20代前半は結構ずっと、プライベートで毎週のように会っていた4人なんです。各々で仕事したことはありますし、コロナ禍で「劇団年一」としての作品を配信したこともありますが、初めて4人一緒の仕事を映像で切り撮ってもらえることは、昔から4人で語り合っていた夢のひとが叶ったんだなと思いつつ、撮影現場に来ています。

柄本:本当にすごく感慨深いんですよね。僕の中で最も「やばいわ!」と盛り上がったのは、このドラマの情報解禁日。それまではストレスなのか、ずっとじんましんが出ているような感じでしたが、このドラマに関するニュース記事を見た時に、「本当にやれるんだ!」という実感が急に沸いてきて、とにかく感動してうれしかった。

落合:撮影中の毎朝、メイク室で準備していたら、2人が「おはよう」と入ってきて、「今日も始まるんだな!」と思ったり、カメラ前に各々がプロの役者として立てていることなど、僕も毎日感慨深いですね。でも僕らの空気感を活かした、ただ楽しいだけの作品で終わらせたくないという思いもある。ちゃんとスタッフさんも巻き込んで、愛される「劇団年一」でありたいと思うし、その空気感を届けられた上で、視聴者の皆さんにも愛していただけたら、みんなハッピーな気持ちになれると思っています。

賀来:モッくんに完全に同意するけど、本当にただただ毎日の撮影が楽しくてね(笑)。

落合:そうなんだよね~(笑)。

賀来:こんな時間ってないんですよ。もう大人で、僕も子ども2人いるし、みんな仕事忙しいし。こんなに毎日、みんなとお芝居できて、お喋りもできてという時間はないので、いかにこの時間を育むかと(笑)。この楽しさが画面に伝わればいいなと思っています。

落合:だって、ウチらカメラ回ってない時も喋ってるから、その時の方が汗かいてるよね(笑)。

3人:(爆笑)

賀来:本当に撮影以外の時間で疲れちゃうんだよ(笑)。

柄本:いつも2人ちょっと疲れてんだよ(笑)。

落合:いいテンションに入っちゃうんだよね(笑)。普段の現場では、やっぱり集中されたい方もいるので、役者さん同士では距離を置く時もあるけど。

賀来:他の現場では、空き時間にこんなに喋んないからね(笑)。

柄本:「こない喋るか?」っていうぐらい、ずっと喋ってますからね(笑)。

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賀来&落合ともに、柄本は守ってあげたい存在⁉

──これまでのお話で皆さんの関係性の深さが伝わりましたが、お互いにそれぞれどのような存在なのでしょうか?

賀来:僕はモッくんをたぶん芸能界で1番面白い人だと思っている(笑)。普段はすごく静かですが、僕といる時は、シラフでも面白いテンションまで上げてくれるし、本当に僕は笑わせてもらっていて、昔を思い出させてくれる存在というか、彼がいると僕もスイッチが入るんです。時生は本当に優しいので、利用されたら嫌だなとか、詐欺にあわなきゃいいなみたいに思っていて、守ってあげたい存在ですね(笑)。

柄本:カッちゃんは守ってくれるよね。

落合:カッくんのことは、いろいろ積み上げてきたものがある人生の先輩という感じで見ています。20代前半の時よりも会う機会は減ったけれど、会った時はそれを埋め合わせるように、ただベンチに座って路上で待っているちょっとした時間でも、本当にずっと話し合ったりしています。

時生ちゃんは、彼の家に2週間くらい住んでいたこともあるし(笑)、今回の現場もプロデューサーという肩書きだけど、昔から変わらない面影があって、悩んでそうに感じた時は「どうした?」「大丈夫?」とケアに回る時もたまにある。カッくんと一緒で、ちょっと守ってあげたい人かもしれないです。

柄本:何なんそれ、みんなそうなんだ⁉

落合:なんか気にかけちゃう。

柄本:ありがた(い)!俺は4兄弟だと考えてた。カッちゃんが長男、モッくんが次男、俺が三男、マー君が4男という感覚。どう?

賀来:知らん(笑)。

落合:マーくんがなんて言うかな(笑)。

──皆さんの絶妙な良い空気感が反映された面白いドラマになりそうで楽しみです。ありがとうございました。

錦糸町パラダイス_0529取材会オフィシャル写真001 高解像度

『錦糸町パラダイス~渋谷から一本~』

錦糸町パラダイス_サムネイル

2024年7月12日(金)スタート 毎週金曜深夜24時12分~24時42分

錦糸町……きっと、東京スカイツリーが日本で一番美しく見える街。その一角に、『整理整頓』というハウスクリーニング店があった。社員は、社長の大助(賀来賢人)、車椅子の裕ちゃん(柄本時生)、そして後輩の一平(落合モトキ)の幼馴染みの3人。彼らが掃除するのは、裸の王様だった若手起業家が潰した会社や、10年前に娘をイジメで亡くした夫婦の家、幼馴染が働いていたフィリピンパブ、責任を取りすぎて壊れた映像会社の社長のオフィス、会社ではセクハラ三昧、帰れば年老いた母を介護するセクハラ親孝行息子の家などちょっと事情を抱えた場所ばかり……。

そんな錦糸町では最近、不思議な出来事が起きていた。街角にポツンと貼られた二次元コードを読み込むと、街で起きた過去の未解決事件や不祥事の真相につながるという。その告発を行っているのは蒼(岡田将生)だった。

『整理整頓』の3人が掃除をするのは、蒼が暴いた事件の加害者や被害者の家が多く、気づかぬうちに、蒼が暴いた事件と関わっていくのか。

錦糸町を舞台に、掃除屋『整理整頓』の3人とルポライターの蒼を中心に、総勢50人以上の人生模様が映し出される。そんな錦糸町は、現在、久しぶりに開かれる音楽フェスに向かって、静かに盛り上がりを見せていた。

(プロフィール)

賀来賢人(かく・けんと)
2007年の映画『神童』で俳優デビュー。2009年の映画『銀色の雨』で初主演。2024年に主演と原案を務めたNetflix配信のドラマシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』が世界的に大ヒット。同ドラマのチーフ監督だったデイヴ・ボイルと共同で映像制作会社「SIGNAL181」も設立した。近年の主な出演作に、『今日から俺は』シリーズ、『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』シリーズ、劇場アニメ『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』『金の国 水の国』、映画『新解釈・三國志』『AI崩壊』、ドラマ『マイファミリー』『半沢直樹』、配信ドラマ『ミッドナイト』、舞台『モンティ・パイソンのSPAMALOT』など。

柄本時生(えもと・ときお)
2003年より俳優としての活動を開始。落合モトキらと共に主演し、廣木隆一が監督を務めた2004年放送の『4TEEN』でドラマ初出演。2008年の『俺たちに明日はないッス』で映画初主演。近年の主な出演作に、映画『PERFECT DAYS』『宇宙人のあいつ』『映画 イチケイのカラス』、ドラマ『鬼平犯科帳 でくの十蔵』『アリバイ崩し承りますスペシャル』『舟を編む 〜私、辞書つくります〜』『THE TRUTH』『差出人は、誰ですか?』、配信ドラマ『忍びの家 House of Ninjas』、舞台『帰れない男〜慰留と斡旋の攻防〜』『ひげよ、さらば』など。

落合モトキ(オチアイ・モトキ)
1996年から子役として活動を開始し、多数の映画、ドラマ、舞台に出演。近年の主な出演作に、映画『不死身ラヴァーズ』『鯨の骨』『Gメン』『魔女の香水』『劇場版 美しい彼〜eternal〜』『背中』『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』『FUNNY BUNNY』、ドラマ『彼女と彼氏の明るい未来』『らんまん』『筋トレサラリーマン 中山筋太郎』『天下人のスマホシリーズ 家康と光成のスマホ』『やわ男とカタ子』『ぴーすおぶけーき』『僕の大好きな妻!』、舞台『あのよこのよ』『サンソン -ルイ16世の首を刎ねた男-』『コントと音楽 vol.04』など。

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